新しいアカウントを追加して設定するには、iFolderアカウント作成ウィザードを使用します。システムでiFolderを作成または共有する前に、少なくとも1つのiFolderアカウントを設定する必要があります。一度に1つのアカウントのみがiFolderサーバに接続できます。ただし、複数のiFolderサーバに接続する場合は、複数のアカウントを設定できます。各アカウントには個別にログインできるため、複数のアカウントに同時にログインすることができます。
複数のユーザは異なるローカルログインIDを使用することで、同じコンピュータ上でiFolderを所有できます。現在のローカルログインIDでiFolderを初めて起動すると、iFolderアカウントをセットアップするためのプロンプトが表示されます。
重要:iFolder 3.7以降のバージョンではiFolder管理者がアカウントを作成および設定する際に役立つ、自動アカウント作成機能が新しく導入されました。iFolder管理者が自動アカウント作成機能を有効にしている場合、ユーザがアカウントを設定する必要はありません。iFolderの初回起動時、パスワードの入力が求められます。パスワードを入力して、アカウントの設定を完了します。
新しいアカウントを設定するには、次の手順に従います。
次のいずれかの方法で、iFolderアカウント作成ウィザードにアクセスします。
現在のローカルログインIDでiFolderをはじめて起動すると、iFolderアカウントをセットアップするためのプロンプトが表示されます。[進む]をクリックして、iFolderアカウント作成ウィザードを直接開きます。
[通知]スペースでiFolderサービスアイコンを右クリックして[アカウント]を選択し、[iFolderの初期設定]ダイアログボックスの[アカウント]タブを開きます。次に、[追加]をクリックし、iFolderアカウント作成ウィザードを開きます。
画面の指示に従って次の値を指定します。
入力した情報を確認します。変更する場合は、[戻る]ボタンをクリックして、前のページに戻ります。[接続]をクリックして続行し、サーバとの接続を確認します。
[このサーバの証明書を受け入れますか?]というプロンプトが表示されたら、[詳細]をクリックして証明書情報を確認し、[OK]をクリックして証明書を受け入れます。
メモ:アカウントを作成する場合は、SSLを介してログインする必要があります。サーバ証明書を受け入れるためのプロンプトが表示されたら、正常な接続を確立するために証明書を検証して受け入れる必要があります。
管理者が暗号化ポリシーを有効にしている場合、パスフレーズを入力するためのプロンプトが表示されます。
[パスフレーズ]フィールドにパスフレーズを入力します。
[パスフレーズを再度入力]フィールドに、パスフレーズを再入力します。
[パスフレーズを保存する]チェックボックスをオンにして、現在のセッション中、暗号化されたiFolderデータに自動的にアクセスできるようにします。このオプションを選択すると、次のログイン処理時に、保存したパスフレーズが使用されます。このパスフレーズの交換は自動的に実行されます。
リストから目的の回復エージェントを選択し、[OK]をクリックします。
デフォルトiFolderを作成する場所を指定します。
デフォルトでは、デフォルトiFolderは<ユーザのホームディレクトリ>/ifolder/server_name/user_nameに保存されます。
作成するデフォルトiFolderのタイプを選択します。[暗号化]を選択すると、パスフレーズを入力するためのプロンプトが表示されます。
重要:共有できるのは通常のiFolderだけです。暗号化されたiFolderは共有できません。
iFolder管理者が現在のアカウントでの暗号化を有効にしていない場合、作成できるのは通常のiFolderだけです。暗号化が有効になっている場合、[通常]オプションがデフォルトで選択されています。
作成しているiFolder内のファイルを安全に同期させる場合は、[Secure Sync (安全な同期)]を選択します。
保護されたチャネルは、通常のiFolderと暗号化されたiFolderの両方で有効にできます。このオプションを選択すると、サーバ上のiFolderとローカルマシン上のiFolderを同期する際に、保護されたチャネルを使用できます。
サーバ上のデフォルトiFolderを削除すると、次にシッククライアントからアカウントを設定するときに、デフォルトiFolderを作成するためのプロンプトが再度表示されます。
ただし、デフォルトiFolderをローカルマシンから削除した場合、次にアカウントを設定するときに、デフォルトiFolderをダウンロードするためのプロンプトが表示されます。
デフォルトiFolderをセットアップ済みの場合は、ローカルマシン上にダウンロードできます。
デフォルトiFolderをダウンロードし、[次へ]をクリックして続行します。
デフォルトiFolderと同じ名前のフォルダがシステム上にすでに存在する場合は、2つのフォルダをマージするか、デフォルトiFolderを別の場所にダウンロードするかを確認するプロンプトが表示されます。
[OK]をクリックして2つのフォルダをマージするか、[キャンセル]をクリックしてデフォルトiFolderを別の場所にダウンロードします。
[終了]をクリックして、iFolderアカウント作成ウィザードを閉じます。
指定されたアカウントのユーザリストが同期され、ダウンロード可能なiFolderが認識されます。このような初期のダウンロードは、アカウントのユーザリストのサイズによっては、数秒から数分かかる場合があります。
セットアップしたアカウントがアカウントのリストに表示されていることを確認します。
[通知]スペースでアイコンを右クリックし、メニューから[初期設定]を選択して[iFolderの初期設定]ダイアログボックスの[アカウント]タブを開きます。
iFolderに接続されている場合は、[オンライン]チェックボックスがオンになっています。
[iFolderの初期設定]ダイアログボックスを閉じます。
次の方法のいずれかを使用して、このアカウントのiFolderをセットアップします。
[通知]スペースで[iFolderの作成とアップロードに進みます。
]アイコンを右クリックし、[ ]を選択してiFolderブラウザを開きます。このアカウントのiFolderがサーバからダウンロードできる場合、[iFolder]ウィンドウの「<iFolder_server_name>」のiFolderの下に表示されます。ダウンロードアイコンで、iFolderがダウンロードできることが示されます。使用可能なiFolderのダウンロードに進みます。
詳細については、「 保証と著作権.