iFolderアカウント設定の表示と変更

[アカウントの設定]ダイアログボックスと[アカウントプロパティ]ダイアログボックスに、次のパラメータが表示されます。

パラメータ

説明

ディレクトリ

ユーザによる変更の可否(はい/いいえ)

[オンライン]

現在、アカウントがiFolderサーバに接続されているかどうかを示します。

このアカウントでiFolderサーバに接続するには、アカウントの横にある[オンライン]チェックボックスをオンにします。

iFolderサーバから接続を切断するには、アカウントの横にある[オンライン]チェックボックスをオフにします。

[iFolderの初期設定] > > [アカウント]タブ

はい

[サーバ名]

そのアカウントのiFolderが格納されているiFolderサーバの識別名を表示します。この名前はサーバによって指定され、iFolder管理者によって制御されます。

ユーザはこの設定を変更できません。

[iFolderの初期設定] > > [アカウント]タブ

[アカウントプロパティ] > > [サーバ]タブ

いいえ

[ユーザ名]

ネットワークユーザID (LDAPの共通名)または電子メールアドレスなど、このアカウントのユーザIDが表示されます。この設定は変更できません。

iFolderアカウントアシスタントでアカウントをセットアップするときは、ユーザ名が指定されます。既存のアカウントのユーザ名は変更できません。

同じサーバ上で別のユーザ名を使用するには、そのアカウントを削除してから、別のアカウントを作成してください。

[iFolderの初期設定] > > [アカウント]タブ

[アカウントプロパティ] > > [識別情報]タブ

いいえ

[アドレス]

アカウントを作成するiFolderエンタープライズサーバのDNS名またはIPアドレスが表示されます。 この情報は、iFolder管理者から入手してください。

例を次に示します。 svr21.example.comまたは192.168.1.1

アドレスは変更できますが、変更するときはiFolderサーバへの接続を切断する必要があります。

[アカウントプロパティ] > > [サーバ]タブ

はい

[パスワード]

ユーザ名にパスワードを指定することができます。

[アカウントプロパティ] > > [識別情報]タブ

はい

パスワードを保存する

iFolderの起動時に、iFolderがユーザに代わって自動的にログインするかどうかを示します。アカウントの[自動的に接続する]パラメータが有効(デフォルト)になっている場合は、iFolderは保存されたパスワードを使用して接続を試みます。

コンピュータにログインしたときに、このiFolderアカウントに自動的にログインするには[このコンピュータにパスワードを保存する]を選択します。

ネットワークパスワードを変更すると、次にiFolderアカウントへのログインを試みたときの自動認証は失敗します。新しいパスワードでログインするためのメッセージが表示され、新しいパスワードの指定と保存ができます。

[アカウントプロパティ] > > [識別情報]タブ

はい

割り当て量

エンタープライズサーバ上のiFolderアカウントに割り当てられた総容量を示します。 この値は、すべてのユーザに設定されたデフォルトの割り当て量、またはユーザごとの割り当て量になります。 割り当て量が設定されていない場合、この値は空であるか、または「N/A」(使用不可)になります。接続先のサーバごとに、使用可能な容量をiFolderメインウィンドウに表示することもできます。

[アカウントプロパティ] > > [ディスク容量]タブ

いいえ

使用済み

このアカウントに属す、すべてのiFolderで現在使用している総容量を示します。 この値には、他のユーザが所有している共有のiFolderで占有する容量は含まれません。

[アカウントのプロパティ] > > [ディスク容量]タブ

いいえ

使用可能

このiFolderアカウントで現在使用できるiFolderの総容量を示します。 この値は、使用済み容量を差し引いた値になります。

[アカウントのプロパティ] > > [ディスク容量]タブ

いいえ

自動的に接続する

この値が選択されている(有効な)場合、iFolderは起動時に、このアカウントに自動的に接続します。アカウントに接続しないようにするには、この設定を選択解除します。

この設定は、クライアント側からのみアカウントを有効または無効にする機能です。

Novell® iFolder® 3.7以降のサーバでiFolderを使用する場合、iFolderシステム管理者がiFolderアカウントをサーバ側で無効にすることができます(通常は一時的な措置)。この操作を実行すると、次のような動作になります。

  • ユーザがログインしているときにサーバ側でそのユーザのアカウントが無効にされると、ユーザがログアウトするか同期を無効にしてセッションを終了する、またはサーバによりセッションが切断される場合のいずれかが起こるまで、iFolderとiFolderデータを管理および同期し続けることができます。

  • アカウントがサーバ側で無効にされた場合にログインを試みると、ポップアップメッセージが表示され、アカウントが無効になったことが知らされます。その場合は、iFolderシステム管理者に問い合わせてください。

[アカウントのプロパティ]のすべてのタブ上

はい

アカウントをデフォルトにする

複数のアカウントがある場合は、このアカウントの[アカウントをデフォルトにする]チェックボックスをオンにすると、iFolderを作成したりiFolderにアップロードしたりするときに、このアカウントがアカウントのドロップダウンリスト内でデフォルトとして選択されます。

この値は、アカウントが1つしかない場合には変更できません。

[アカウントプロパティ]のすべてのタブ上

はい(複数のアカウントがある場合)

[暗号化]設定

暗号化設定は[セキュリティ]メニューで、設定およびリセットできます。暗号化設定の詳細については、「暗号化されたiFolderのパスフレーズの管理」を参照してください。

[セキュリティ]メニュー

ユーザはパスフレーズをリセットできる

  1. [通知]スペースでiFolderサービス iFolderアプリケーションアイコンアイコン を右クリックして、[アカウントの設定]を選択し、[iFolderの初期設定]の[アカウント]タブを開きます。

    [アカウント]タブでは、アカウントごとに次のパラメータを管理できます。

    • オンライン(選択すると接続され、選択解除すると接続が切断される)

    • サーバ名(表示のみ)

    • ユーザ名(表示のみ)

  2. 管理するiFolderアカウントを選択し、[プロパティ]をクリックして[アカウントプロパティ]ダイアログボックスの[サーバ]タブを開きます。

    [サーバ]タブでは、選択したアカウントに対し、次のパラメータを管理できます。

    • 名前(表示のみ)

    • アドレス(接続時は表示のみ、切断時は変更可能)

    • サーバの説明(表示のみ。すべての情報を表示する場合はスクロールする)

    • 自動的に接続する(選択すると有効、選択解除すると無効)

    • アカウントをデフォルトにする(選択すると有効。複数のアカウントが存在する場合にのみ使用可能)

  3. 識別情報]タブを選択すると、選択されたアカウントに対し、次のパラメータを管理できます。

    • ユーザ名(表示のみ)

    • パスワード(パスワードを指定)

    • このコンピュータにパスワードを保存する(選択すると有効、選択解除すると無効))

    • 自動的に接続する(選択すると有効、選択解除すると無効)

    • アカウントをデフォルトにする(選択すると有効。複数のアカウントが存在する場合にのみ使用可能)

  4. ディスク容量]タブを選択すると、選択されたアカウントに関する次のパラメータが表示されます。

    • 割り当て量(表示のみ)

    • 使用量(表示のみ)

    • 使用可能(表示のみ)

    • 自動的に接続する(選択すると有効、選択解除すると無効)

    • アカウントをデフォルトにする(選択すると有効。複数のアカウントが存在する場合にのみ使用可能)

  5. 設定が終了したら、[アカウントプロパティ]ダイアログボックスを閉じてから、[iFolderの初期設定]ダイアログボックスを閉じます。

詳細については、「 保証と著作権.