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このインタフェースでは、ユーザ詳細を表示したり、ユーザポリシーを管理したりできます。
注意: 「iFolderユーザ」とは、個々のユーザおよびLDAPGroupの両方を指します。
[User Details (ユーザ詳細)]ページには、選択したユーザのiFolderアカウントについて、次のユーザ詳細が表示されます。
パラメータ | 説明 |
ユーザ名 |
jsmithやjohn.smith@example.comなど、ユーザアカウントに割り当てられているユーザ名。 |
フルネーム |
ユーザアカウントの名と姓。 |
Member Type (メンバータイプ) |
現在ログインしているユーザのメンバータイプを表示します。ユーザが個々のユーザの場合、インタフェースには[ユーザグループ]のオプションも表示されます。ユーザがLDAPGroupのメンバーの場合、インタフェースの[グループメンバー]に、そのLDAPGroupのすべてのメンバーが表示されます。 |
LDAP contexts (LDAPコンテキスト) |
LDAPツリーコンテキストは、ユーザをiFolderにプロビジョニングするために使用されます。 |
Last login (最終ログイン) |
ユーザが最後にiFolderシステムにログインした時刻。 |
Group Disk Quota (グループのディスク割り当て量) |
グループの合計ディスク割り当て量を示します。 注意: セカンダリ管理者は、グループのディスク割り当て量を変更できません。 |
使用済みディスク容量 | グループが使用している合計ディスク容量を示します。 |
ユーザグループ(個々のユーザにのみ適用) |
選択されたユーザが属しているすべてのグループを表示します。 |
グループメンバー(LDAPGroupにのみ適用) |
選択されたLDAPGroupに属しているすべてのメンバーを表示します。 |
[User Details (ユーザ詳細)]ページには、ユーザが所有または共有しているiFolderが表示されます。所有されているiFolderと共有されているiFolderのすべてを表示するには、[すべて]タブをクリックします。ユーザが所有しているiFolderを表示するには、[Owned (所有)]タブをクリックします。[共有]タブには、現在のユーザアカウントの共有iFolderがすべて表示されます。
管理するiFolderを探して、そのiFolderの横のチェックボックスをオンにします。
iFolderを有効にするには、[有効]をクリックします。
これにより、ユーザはログインしてiFolderを同期できるようになります。
iFolderを無効にするには、[無効]をクリックします。
この変更を行うときにユーザがログインしている場合、そのユーザのセッションは、ユーザがログアウトするまで維持されます。ポリシーは、ユーザが次回アカウントにログインしようとしたときに有効になります。ロックアウトを直ちに有効にするには、iFolderサーバのApacheサービスを再起動して、ユーザのセッションを含むすべてのアクティブセッションを終了する必要があります。
削除するiFolderを探して、そのiFolderの横のチェックボックスをオンにします。
[削除]をクリックします。
[User Details (ユーザ詳細)]ページで、[新規]をクリックします。
このインタフェースでは、指定したユーザアカウントのユーザポリシーを管理できます。
注意: LDAPGroupに設定されたポリシーは、すべてのメンバーユーザに適用されます。
次の表に、特定のiFolderユーザアカウントについて管理できるポリシーを示します。次の値を1つまたは複数変更し、[保存]をクリックして新しい設定を適用します。
パラメータ | 説明 |
アカウント | ユーザが現在ログインしてiFolderを同期できるかどうかを示します。 ログインのアカウントを無効にするには、チェックボックスをオンにします。 ログインのアカウントを有効にするには、チェックボックスをオフにします。 この変更を行うときにユーザがログインしている場合、そのユーザのセッションは、ユーザがログアウトするまで維持されます。ポリシーは、ユーザが次回アカウントにログインしようとしたときに有効になります。ロックアウトを直ちに有効にするには、iFolderサーバのApacheサービスを再起動して、ユーザのセッションを含むすべてのアクティブセッションを終了する必要があります。 デフォルト値: 有効 |
No of iFolder per users (ユーザごとのiFolder数) |
ユーザが所有可能なiFolderの最大数を指定します。このポリシーを適用すると、ユーザが所有できるiFolderの数が制限されます。制限を超えて所有すると、そのユーザにはポリシー違反のエラーメッセージが表示されます。制限値がゼロの場合、ユーザはiFolderを作成できません。 [制限]の横のチェックボックスをオンにすると、ユーザごとのiFolder数の制限が有効になります。その後でフィールドに値を入力します。 このポリシー設定は、ユーザがすでに所有しているiFolderの数には影響を及ぼしません。ユーザがすでに所有しているiFolderの数が、設定した制限を超えても、それらのiFolderを所有し続けることができます。 ユーザレベルのポリシーは、LDAPGroupレベルのポリシーおよびシステムレベルのポリシーより優先されます。 デフォルト値: 無効、値の設定なし |
Disk Quota (ディスク割り当て量) |
ユーザが所有するすべてのiFolderのデータに使用できる最大総容量を指定します。割り当て量は、システム全体のポリシーで設定できます。ユーザポリシーはシステム全体のポリシーよりも優先されます。 制限容量 iFolderデータによって使用されている総容量が有効な割り当て量(システム、LDAPGroup、ユーザ、またはiFolder)に近づくと、ユーザは、次のタスクによってiFolder内のユーザのファイルを安全に同期できる十分な容量が確保されるまで、ファイルの同期を中止する必要があります。
重要: ユーザ容量の制限を有効にして、その容量がiFolderデータのユーザの現在の総容量より少ない場合は、データ量が制限より少なくなるか、または割り当て量がユーザの使用済み総容量より多くなるまでデータの同期は中止されます。 デフォルト値: 無効、割り当て量の設定なし |
File size (ファイルサイズ) |
制限容量 選択したユーザアカウントについて、ユーザが所有するすべてのiFolderに対してiFolderユーザが使用できる最大合計ファイルサイズ(MB)を指定します。 Effective (有効) ユーザに割り当てられている有効なファイルサイズ。 重要: 割り当て超過の原因になるサイズのファイルは、正常に同期できません。そのようなファイルを同期しようとすると、ファイルの一部だけが同期されるため、データが破損します。 デフォルト値: 無効、制限なし |
Excluded Files (除外ファイル) |
選択したユーザアカウントについて、同期の対象にするファイルタイプと同期の対象外とするファイルタイプのリストを指定します。 thumbs.dbおよび.DS_Storeという名前のファイルマネージャファイルは、同期されません。これらのファイルを維持する必要はありません。これらのファイルを同期すると、ファイルの競合エラーが繰り返し発生します。このユーザに対して個別の制限を設定していない場合は、システム全体のファイルタイプ制限の一部として、thumbs.dbおよび.DS_Storeがこのフィールドに表示されます。ユーザに対して個別のファイルタイプ制限を設定すると、代わりにその設定が表示されます。thumbs.dbおよび.DS_Storeが表示されなくても、これらの制限は常に適用され、上書きすることはできません。 同期の対象フィルタまたは除外フィルタにファイル拡張子を追加するには、*.mpgなどの拡張子を入力し、[追加]をクリックしてフィルタを適用します。 特定のファイルタイプを同期から除外するには、制限されているファイルタイプのリストでそのファイルタイプの横のチェックボックスをオンにして、[拒否]をクリックします。 特定のファイルタイプの同期を許可するには、制限されているファイルタイプのリストでそのファイルタイプの横のチェックボックスをオンにして、[許可]をクリックします。 制限されているファイルタイプのリストからファイルタイプを削除するには、そのファイルタイプの横のチェックボックスをオンにして、[削除]をクリックします。 デフォルト値: .DS_StoreおよびThumbs.db |
同期 |
最小同期間隔を秒単位で指定します。同期間隔として、5~999の範囲内の値を設定できます。設定しなければ、値は5になります。 同期間隔を設定しない場合、またはユーザアカウントでシステム全体の設定を使用する場合は、チェックボックスをオフにします。システム全体のポリシーまたはユーザポリシーで値が設定されていない場合は、[制限なし]と表示されます。 Interval (間隔)最小同期間隔を有効にするには、チェックボックスをオンにして、最小間隔(分)を指定します。たとえば、10分を指定できます。 Effective (有効) 現在の同期間隔を示します。たとえば、ユーザがシステムの最小値より小さい(つまり頻度が高い)同期間隔を設定した場合は、システムの設定が適用されます。 有効な最小同期間隔は、常に次の設定の中で最大の値です。
デフォルト値: 無効、またはシステム全体のポリシー |
暗号化 |
選択したユーザのアカウントの暗号化ポリシーを指定します。割り当て量は、システムポリシー(システム全体)で設定できます。システム全体のポリシーはユーザポリシーよりも優先されます。 オン選択したユーザの暗号化機能を有効にするには、[オン]を選択します。これにより、ユーザは自分のiFolderの暗号化ポリシーを設定できるようになります。 選択したユーザの暗号化機能を無効にするには、[オン]の選択を解除します。 Enforced (強制) 選択したユーザの暗号化機能を有効にするには、[Enforced (強制)]を選択します。[Enforced (強制)]に設定すると、ユーザは自分のiFolderの暗号化設定を変更できなくなります。 重要: このオプションを有効にできるのは、システムレベルの暗号化ポリシーが[オン]に設定されている場合だけです。 |
共用 | オン デフォルトでは、iFolderの共有は有効になっています。選択されたユーザの共有を無効にするには、[オン]を選択解除し、[保存]をクリックします。このポリシーを適用すると、選択されたユーザは自分のiFolderを他のユーザと共有できなくなります。ただし、iFolderレベルのポリシーはまだ変更できます。 Enforce (強制) 選択されたユーザにポリシーを強制的に適用するには、[Enforce (強制)]を選択します。このポリシーを適用すると、ユーザは自分のiFolderを共有できなくなります。 取り消し 選択されたユーザに属するすべてのiFolderの共有メンバーを削除するには、[取り消し]を選択します。 |
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