概要

インストール

Zend Framework の要件についての詳細な情報はシステム要件 を参照ください。

Zend Framework のインストールは非常に簡単です。 フレームワークをダウンロードして展開したら、その中の /library フォルダをインクルードパスの先頭に追加するだけです。 library フォルダを別の場所 (おそらく共有ライブラリの場所) に移動してもよいでしょう。

  • » 最新の安定版をダウンロードする。 このバージョンは .zip.tar.gz の二種類の形式で公開されており、Zend Framework をはじめて使う人におすすめです。

  • » 最新のスナップショットをダウンロードする。 最先端の機能を試してみたいという勇気ある人たちのために、 Zend Framework の最新の開発版のスナップショットを毎日更新しています。 スナップショットには、英語ドキュメントのみが含まれているものと 全言語のドキュメントが含まれているものの二種類があります。 最新の Zend Framework の開発版を試してみたい方は、Subversion (SVN) クライアントの使用をご検討ください。

  • » Subversion (SVN) クライアントを使用する。 Zend Framework はオープンソースソフトウェアであり、開発に使用している Subversion リポジトリは一般に公開されています。既にアプリケーションの開発で SVN を使用している、 Zend Framework に対して何らかのフィードバックを行いたい、 あるいはフレームワークのバージョンを常に最新に保っておきたい などといった場合は、SVN で最新の Zend Framework を取得してください。

    » エクスポート 機能を使用すると、フレームワークの特定のリビジョンを .svn ディレクトリなしで取得できるので便利です。

    » チェックアウト は、Zend Framework に対して何らかの貢献をしたい方にとって便利な方法です。 この方法で取得したファイルは、 » svn update コマンドで常に最新版に更新できます。 また、変更内容を SVN リポジトリにコミットするには » svn commit コマンドを使用します。

    すでに SVN を使用して自身のアプリケーションを管理している開発者にとっては、 » 外部定義 が非常に便利です。

    Zend Framework の SVN リポジトリの最先端の URL» http://framework.zend.com/svn/framework/standard/trunk です。

Zend Framework を取得したら、 あなたのアプリケーションからフレームワークのクラス群にアクセスできるようにしましょう。これには » いくつかの方法があります が、PHP» include_path に Zend Framework ライブラリへのパスを含める必要があります。

Zend が提供する » クイックスタート を見れば、手っ取り早く実行してみることができます。 これは、実際に動作するサンプルを用いてフレームワークについて学ぶためのドキュメントです。

Zend Framework の各コンポーネントは疎結合なので、 必要に応じて特定のコンポーネントのみを自作のアプリケーションで使用することもできます。 これ以降の章では、Zend Framework の包括的な使用法をコンポーネント単位で説明します。


概要