Zend_Service_SlideShare(日本語)
Zend_Service_SlideShare コンポーネントは、
» slideshare.net
ウェブサービスを操作するためのものです。
これは、スライドショーをオンラインで公開するためのサービスです。
このコンポーネントを使用すると、
公開されているスライドをウェブサイトに埋め込んだり
新しいスライドショーを自分のアカウントにアップロードしたりできます。
Zend_Service_SlideShare の使い方
Zend_Service_SlideShare コンポーネントを使うには、まず
slideshare.net のアカウントを作成して (詳細は
» こちら を参照ください)
API キーやユーザ名、パスワード、そして共有する秘密の値を取得しなければなりません。
Zend_Service_SlideShare コンポーネントを使用するには、これらすべてが必要です。
アカウントを取得したら、Zend_Service_SlideShare
を使い始めることができます。Zend_Service_SlideShare
オブジェクトのインスタンスを作成し、それぞれの値を次のように指定しましょう。
// このコンポーネントの新しいインスタンスを作成します
'APIKEY',
'SHAREDSECRET',
'USERNAME',
'PASSWORD');
SlideShow オブジェクト
Zend_Service_SlideShare コンポーネントのすべてのスライドショーは
Zend_Service_SlideShare_SlideShow オブジェクトで表されます
(取得する際も新規スライドショーのアップロードの際も同じです)。
このクラスの構造を擬似コードで表すと次のようになります。
span style="color: #808080; font-style: italic;">/**
* スライドショーの場所を取得します
*//**
* スライドショーのトランスクリプトを取得します
*//**
* スライドショーにタグを追加します
*//**
* スライドショーにタグを設定します
*//**
* スライドショーに関連付けられているすべてのタグを取得します
*//**
* ローカルファイルシステム上でのスライドショーのファイル名を設定します
* (新規スライドショーのアップロード用)
*//**
* アップロードしようとしているスライドショーの
* ローカルファイルシステム上でのファイル名を取得します
*//**
* スライドショーの ID を取得します
*//**
* スライドショーの HTML 埋め込み用のコードを取得します
*//**
* スライドショーのサムネイルの URL を取得します
*//**
* スライドショーのタイトルを設定します
*//**
* スライドショーのタイトルを取得します
*//**
* スライドショーの説明を設定します
*//**
* スライドショーの説明を取得します
*//**
* サーバ上でのスライドショーの状態を表す数値を取得します
*//**
* サーバ上でのスライドショーの状態を表す説明テキストを取得します
*//**
* スライドショーのパーマネントリンクを取得します
*//**
* スライドショーの閲覧回数を取得します
*/
Note:
上の擬似クラスは、開発者がどんなメソッドを使えるのかを示すためだけのものです。
それ以外に、内部で用いられているメソッドもあります。
Zend_Service_SlideShare コンポーネントを使う際には、
このデータクラスを使用してスライドショーの閲覧や追加を行うことになります。
単一のスライドショーの取得
Zend_Service_SlideShare コンポーネントのもっともシンプルな使用法は、
slideshare.net が提供するスライドショー ID を指定して単一のスライドショーを取得することです。
これは、Zend_Service_SlideShare オブジェクトの
getSlideShow() メソッドで行います。
そして、返された Zend_Service_SlideShare_SlideShow
オブジェクトをこのように使用します。
// このコンポーネントの新しいインスタンスを作成します
'APIKEY',
'SHAREDSECRET',
'USERNAME',
'PASSWORD'"スライドショーのタイトル: {$slideshow->getTitle()}<br/>\n""閲覧回数: {$slideshow->getNumViews()}<br/>\n";
スライドショーのグループの取得
取得したいスライドショーの ID がわからない場合は、
以下の 3 つのうちのいずれかの方法でスライドショーのグループを取得します。
-
特定のアカウントでアップロードしたスライドショー
特定のアカウントのスライドショーを取得するには
getSlideShowsByUsername() メソッドを使用します。
スライドショーを取得したいユーザ名を指定します。
-
特定のタグを含むスライドショー
特定の (ひとつあるいは複数の) タグを含むスライドショーを取得するには
getSlideShowsByTag() メソッドを使用します。
スライドショーを取得したい (ひとつあるいは複数の) タグを指定します。
-
特定のグループに属するスライドショー
特定のグループに属するスライドショーを取得するには
getSlideShowsByGroup() メソッドを使用します。
取得したいスライドショーが属しているグループの名前を指定します。
これらの方法で複数のスライドショーを取得するやりかたは、どれもよく似ています。
各メソッドの使用例を以下に示します。
// このコンポーネントの新しいインスタンスを作成します
'APIKEY',
'SHAREDSECRET',
'USERNAME',
'PASSWORD'// それぞれの方法で最初の 10 件を取得します
'username''zend''mygroup'// 個々のスライドショーを処理します
"スライドショーのタイトル: {$slideshow->getTitle}<br/>\n";
}
Zend_Service_SlideShare のキャッシュ処理のポリシー
デフォルトでは、Zend_Service_SlideShare
はウェブサービスに対する任意のリクエストを自動的にキャッシュします。
キャッシュは、ファイルシステム上 (デフォルトのパスは /tmp )
に 12 時間保存されます。この振る舞いを変更したい場合は、独自の
Zend_Cacheオブジェクトを作成してそれを
setCacheObject() メソッドでこのように指定します。
span style="color: #ff0000;">'lifetime' => 7200,
'automatic_serialization''cache_dir' => '/webtmp/''Core',
'File''APIKEY',
'SHAREDSECRET',
'USERNAME',
'PASSWORD''username'
HTTP クライアントの振る舞いの変更
何らかの理由でウェブサービスにリクエストを送る
HTTP クライアントの振る舞いを変更したくなったとしましょう。
そんな場合は、独自の Zend_Http_Client オブジェクトのインスタンスを作成します
(Zend_Httpを参照ください)。これは、
たとえば接続のタイムアウト秒数をデフォルトから変更したい場合などに便利です。
span style="color: #ff0000;">'timeout''APIKEY',
'SHAREDSECRET',
'USERNAME',
'PASSWORD''username'
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