Google Spreadsheets の使用法注意:このドキュメントでは、英語版のリビジョン 22432 の更新内容をスキップしています。 Google Spreadsheets データ API を使用すると、 スプレッドシートの中身を Google データ API フィード形式で閲覧したり それを更新したりすることができるようになります。 あるユーザのスプレッドシートの一覧を取得したり、 既存のスプレッドシートのワークシートを編集・削除したり、 ワークシートの中身を問い合わせたりといったことも可能です。 Google Spreadsheets API についての詳細な情報は » http://code.google.com/apis/spreadsheets/overview.html を参照ください。 スプレッドシートの作成Spreadsheets データ API は、現在はプログラム上でのスプレッドシートの 作成・削除はサポートしていません。 スプレッドシートの一覧の取得
特定のユーザのスプレッドシートの一覧を取得するには
Spredsheets サービスの ワークシートの一覧の取得ひとつのスプレッドシートの中には複数のワークシートがあります。 各スプレッドシートは、その内部のすべてのワークシートをあらわすメタフィード含んでいます。 スプレッドシートのキー (すでに取得済みの Zend_Gdata_Spreadsheets_SpreadsheetEntry オブジェクトの <id>) を指定すると、そのスプレッドシートのワークシート一覧を含むフィードを取得できます。
この結果である Zend_Gdata_Spreadsheets_WorksheetFeed
オブジェクトは、サーバからのレスポンスを表します。
その他の場合と同じように、このフィードには
Zend_Gdata_Spreadsheets_WorksheetEntry オブジェクト
( リストベースのフィードの扱いワークシートには通常複数の行が含まれ、各行には複数のセルが存在します。 ワークシートのデータを取得するには、リストベースのフィード (各エントリがひとつの行を表す) かあるいはセルベースのフィード (各エントリがひとつのセルを表す) を使用します。 セルベースのフィードについては、 「セルベースのフィードの扱い」 を参照ください。 以下の節では、リストベースのフィードを取得して行を追加し、 さまざまなパラメータを指定してクエリを送信する方法を説明します。 リストフィードでは、スプレッドシート内のデータについていくつかの前提条件があります。 リストフィードでは、ワークシートの最初の行をヘッダ行として扱います。 Spreadsheets は、ヘッダ行のセルの名前をもとにして XML 要素を動的に作成します。 Gdata フィードを提供したいユーザは、 ワークシートの一行目にカラムヘッダ以外を書いてはいけません。 リストフィードには、先頭行の次の行から最初に空行が現れるまでのすべての行が含まれます。 空行が登場した時点でデータセットが終了します。 期待通りのデータがフィードに含まれていない場合は、 ワークシートの内容を確認して途中に空行がないかどうかを見てみましょう。 特に、二行目が空行だったりするとリストフィードには一切データが含まれなくなります。 リストフィードの行は、そのワークシートが持っているのと同じだけのカラムを保持します。 リストベースのフィードの取得
ワークシートのリストフィードを取得するには、Spreadsheets サービスの
その結果得られた Zend_Gdata_Spreadsheets_ListFeed
オブジェクトである $listfeed が、サーバからのレスポンスを表します。
またこのフィードは Zend_Gdata_Spreadsheets_ListEntry
オブジェクトの配列 (
各 Zend_Gdata_Spreadsheets_ListEntry には配列
もうひとつの配列である
逆順での行の並べ替えデフォルトでは、フィード内の行の並び順は GUI で見たときの行の並び順と同じです。つまり行番号順ということです。 行を逆順で取得するには、Zend_Gdata_Spreadsheets_ListQuery オブジェクトの reverse プロパティを TRUE に設定します。
もしワークシート内での位置ではなく特定のカラムの値で
(あるいはその逆順で) 並べ替えたい場合は、
Zend_Gdata_Spreadsheets_ListQuery
オブジェクトの 構造化問い合わせ
Zend_Gdata_Spreadsheets_ListQuery の
行の追加
スプレッドシートに行を追加するには、Spreadsheet サービスの
$rowData パラメータには、 カラムのキーとその値を関連付けた配列を指定します。 このメソッドは、追加した行に対応する Zend_Gdata_Spreadsheets_SpreadsheetsEntry オブジェクトを返します。 Spreadsheets は、リストベースのフィードの一番最後の行の直後に新しい行を追加します。 つまり、最初に登場する空行の直前ということです。 行の編集
Zend_Gdata_Spreadsheets_ListEntry
オブジェクトを取得したら、Spreadsheet サービスの
$oldListEntry パラメータには、更新するエントリを指定します。 $newRowData はカラムのキーと値を関連付けた配列です。 これを新しいデータとして使用します。このメソッドは、更新した行に対応する Zend_Gdata_Spreadsheets_SpreadsheetsEntry オブジェクトを返します。 行の削除
行を削除するには、単に
Zend_Gdata_Spreadsheets オブジェクトの
あるいは、そのエントリ自身の セルベースのフィードの扱いセルベースのフィードでは、各エントリがひとつのセルを表します。 ひとつのワークシートで セルベースのフィードとリストベースのフィードを同時に使用するのはやめておきましょう。 セルベースのフィードの取得
ワークシートのセルフィードを取得するには、Spreadsheets サービスの
その結果得られた Zend_Gdata_Spreadsheets_CellFeed
オブジェクトである $cellFeed が、サーバからのレスポンスを表します。
またこのフィードは Zend_Gdata_Spreadsheets_CellEntry
オブジェクトの配列 (
セルの範囲の問い合わせワークシートの最初のカラムのセルを取得したいとしましょう。 次のようにすると、最初のカラムだけを含むセルフィードを取得できます。 これは、二行目以降のデータの最初のカラムのみのデータを返します。 セルの内容の変更
セルの内容を変更するには、
行、カラム、そして新しい値を指定して
新しいデータが、ワークシートの指定した位置に配置されます。
指定したセルに既にデータが存在する場合は、上書きされます。
注意:
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