SMTP 接続による複数のメールの送信
デフォルトでは、ひとつの SMTP トランスポートが
ひとつの接続を作成し、スクリプトの実行中はそれを使いまわします。
この SMTP 接続で、複数のメールを送信できます。
SMTP のハンドシェイクを正しく行うには、
メッセージの配送の前に RSET コマンドを発行します。
任意で、既定の reply-to ヘッダだけではなく、既定の email アドレスと名前も
定義できます。これは静的メソッド setDefaultFrom()
及び setDefaultReplyTo() を介して行なわれます。
これらの既定値は、既定値がリセット(消去)されるまで、 From/Reply-to のアドレスや
名前を指定しない場合に使われます。
既定値は clearDefaultFrom() 及び
clearDefaultReplyTo を使って消去されます。
Example #1 SMTP 接続による複数のメールの送信
// トランスポートを作成します
'name' => 'sender.example.com''mail.example.com', $config);
// 送信するメール全てで使う From 及び Reply-To のアドレス及び名前を設定します
'sender@example.com', 'John Doe''replyto@example.com','Jane Doe');
// メッセージをループ処理します
'studio@example.com', 'Test''Demonstration - Sending Multiple Mails per SMTP Connection''...Your message here...'// 既定値をリセットします
各配送ごとに別々の接続を使用したい場合は、
send() メソッドのコールの前後に
トランスポートの作成と廃棄をする必要があります。
あるいは、トランスポートのプロトコルオブジェクトを用いて
各配送の接続を操作することもできます。
Example #2 トランスポートの接続の手動制御
// トランスポートを作成します
'mail.example.com');
$protocol->connect();
$protocol->helo('sender.example.com');
$transport->setConnection($protocol);
// メッセージをループ処理します
'studio@example.com', 'Test''studio@example.com', 'Test''Demonstration - Sending Multiple Mails per SMTP Connection''...Your message here...');
// 手動で接続を制御します